自家用車のユーザー車検(継続検査)の前に知っておきたい知識。

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乗用自動車のユーザー車検(継続検査)を初めて受ける方のために、公式にはアナウンスされていないことも含めて、私の経験から知っておいた方が良いと思われることを書きます。
公式に発表されている情報に加えて参考にしてください。なお、業務用の自動車や改造車、二輪車については別のところで調べてください。

少しでも時間稼ぎできるように車検の予約をする。

軽自動車の場合は、「検査予約システム-軽自動車検査協会」のホームページで、それ以外の車は、「自動車検査インターネット予約システム」のホームページで車検を予約します。
日ごろから点検をしていて、ユーザー車検の前に何もする必要が無い、という自信が無い限り、やることがいくつかあります。

ですから、今よりもなるべく先の日に予約をして、時間稼ぎをします。

予約システムでラウンド1から3に予約を入れる。

ユーザー車検は、1日に4ラウンド制で行われます。

この4回のラウンドのうち、どれかに1回受かれば良いことになっています。

受験当日ならば、ラウンド1で失敗して、検査官から「再受験するように」と言われても、ラウンド2、ラウンド3、ラウンド4と、最大限あと3回、受けなおすことができます。

ラウンド2を受けて、ラウンド3をパスして、ラウンド4を受けるというような受験もできます。

その日の内ならば、検査料金の追加はありません。書類も書き直さずに同じものを使うことができます。

そのようなわけで、再受験になった場合の対策のため、ラウンド1から3に予約を入れます。

車検の書類は全部揃えてから行く必要はない。

車検のためには、複数の書類を作る必要があります。

代書屋などに作成してもらうこともできますが、私は自分で作成しています。

書類を検査当日に作成すると、入れるラウンドを一つ逃すことになってしまうかもしれないので、事前に車検場に出向いて、作成してしまいます。

公式なホームページを読むと、複数の書類が必要だ、と書いてあり、何やら面倒な感じがします。

しかし、事前に車検場に出向くことができれば、次の書類だけ持っていけば、何とかなります。

  • 自動車検査票(車検証)
  • 現在の自動車損害賠償責任保険証明書(自賠責保険)だけ、です。

プラスして納税証明書も持って行った方が良いのですが、私は持っていきません。

既に公道を走れるように登録されている自動車ならば、車検場にあるシステムで納税されているかどうかが調べられるからです。納税したことを証明する書類があろうとなかろうと、税金を払っていれば、問題ありません。

残りの書類は、車検場と同じ敷地にある事務所で作成できます。

車検場の窓口のどこであっても、尋ねれば、書類がどこで手に入るかを教えてくれます。

書類代は無料です。

書類は窓口近くに置いてある見本に従って書けば良く、難しいことはありません。

書いた書類は窓口で確認してもらえますし、間違えたら書き直すだけです。

代書屋(行政書士など)の世話になるほどのことでは、ありません。

初心者用に絞って車検のコースを見学しておく。

車検場に、書類を作りに行ったら、車検のコースを見学しておきます。

専用の場所が用意されているので、邪魔にならないように見学します。

検査コースは複数ありますが、検査官の補助的な助言が受けられる初心者用のコース、というのが必ず用意されています。

そのコースだけを確認すれば大丈夫です。

本番でも、初心者用のコースで受験するようにします。

見学するときは、実際に車検を受けている車の横で、イメージトレーニングをすることを、おすすめします。

これをやっておくと、いくらか楽に本番ができます。

車検場近くのテスト屋、整備工場を調べておく。

車検場に書類を作りに行くついでに、近くのテスト屋、整備工場を調べておきます。

車検では、ブレーキの故障のようというような重大なことでなくても、再検査になることが、よくあります。たとえば、ライトの光の軸がおかしい、というようなことです。

ライトの光の軸の調整は、ほとんどの場合、部品交換は要らず、調整だけで済みます。でも、専用の機器を持っていない素人には、どうにもなりません。

そのような場合、テスト屋とかテストセンターとか言われている業者のお世話になります。

テスト屋は、車検場のすぐ近くにありますので、場所、自動車での入り方、どのように並ぶか、などを事前に見ておきます。

テスト屋ではどうにもならないような場合で、受験当日最終の4ラウンドまでに戻って来られるようなら、検査場近くの整備工場に入れることになります。

4ラウンドまでに戻ってこれないようなら、その日の合格は諦めます。

なお、後日、再受験する際には、税金、保険は納めてありますので、書類の作成と、検査料だけが必要となります。

自分でもできる点検整備はやっておく。

書類を作成すると、未完成の自動車検査証が手に入ります。

車検の前に、自動車検査証に基づいて、自分でもできる点検は済ませておきます。

必要ならば、整備工場で、修理しておきます。

余計な修理、部品交換は必要ありません。

たとえば、まだ寿命の残っているエンジンオイルは量さえ入っていれば良く、交換の必要はありません。

バッテリーも車検で電圧を測られることは無いので、まだ寿命が残っているのなら、新品に交換しなくても大丈夫です。

ウォッシャー液などは、液量だけ最低量以上になるように入れておきます。液の濃度はチェックされません。

念入りに掃除する必要もありません。ただし、余計な荷物は降ろしておきます。スペアタイヤや工具は積んでいても大丈夫です。オーディオ、カーナビも外さなくても大丈夫です。要は、車検証にある重量と大きく変わらないようにする、検査コースで支障の無い状態にする、ということです。

面倒なエンジンルームの掃除も不要です。ただし、車体に刻印されている番号は、検査官が読めるようにその部分だけは、拭いておきましょう。

慣れていない自動車ならば操作を確認しておく。

普段乗っていない、家族の車の継続検査を受けるような場合は、車検場で慌てないように、操作を確認しておきます。

具体的には、ワイパー、ウォッシャー液の操作、各種ライトの使い方、ボンネット開閉の仕方など、です。

継続検査(ユーザー車検)当日のコツ。

窓口で「初心者です」と言う。

検査当日に、まず受付に書類を出すことになります。

そのときに、慣れていないことを窓口の人に伝えましょう。初心者であることを示す、おそらくA4サイズくらいのカードを渡され、検査官から見やすい位置に置くように言われます。

コースは初心者用に並びます。

車検のコースでは安全第一。とにかく冷静に慌てないこと。

車検を通すことが目的ですが、怪我や事故をしないことが一番大切です。

慌てるのは良くありません。

もし、今日車検を通せなくても、また後日受ければ良い、くらいの気持ちでやることを、おすすめします。

検査料は余計に支払うことになりますが、焦って怪我をしたり、事故を起こしてしまったら、それどころではありません。

初心者コースで検査官の言うことに素直に従う。

初心者コースでは、検査官が付いてやりかたを教えてくれます。

コース内での操作なども、助けてくれます。

検査官は、なるべくすんなり終わって欲しいと思っています。

受験者も勝手なことをせず、素直に従った方が、楽ですし、安全です。

車検に落ちたらどうするか。

テスト屋の商売が成り立つくらいですから、車検に一回で通らない、というのは、良くあることです。

再度、その部分だけ受けなおすことになります。

車検に通らない場合は、検査官が、どこが悪いかを教えてくれます。

教えてもらった悪いところだけを、テスト屋に行き、整備します。

テスト屋で対処しきれない場合は、整備工場に行きます。

そして、またどのラウンドかに入ります。

整備しても、本日中にはラウンドに戻れそうも無い、というときは、その日に車検を通すのは、諦めます。

車検に通るように修理をして、また最初から、予約をして、書類を作るところからやり直します。

税金や保険は既に支払ってあるので、次の車検は、検査料だけで済みます。

ユーザー車検(継続検査)に通った後で。

車検場と同じ敷地にある所定の場所に行き、車検証とフロントガラスに貼るシールを受け取ります。

車検証は車内に保管し、フロントガラスの古いシールをはがして、新しいシールに貼り換えます。

前のシールの期間が残っている場合は、その場で貼り換えなくても大丈夫ですが、期限になる前に忘れずに貼り換えてください。